全国の地籍調査の実施状況

地籍調査は、昭和26年から行われており、その開始から半世紀以上が過ぎています。しかしながら、平成28年度末時点における地籍調査の進捗率は、52%にとどまっています。特に、都市部(DID:人口集中地区)及び山村部(林地)において、地籍調査が進捗していません。このため、都市部及び山村部において、より早急な調査の実施が必要です。

  対象面積
(㎢)
実績面積
(㎢)
進捗率
(%)
DID(人口集中地区) 12,255 2,976 24
DID以外 宅地 17,793 9,621 54
農用地 72,058 52,783 73
林地 184,094 82,332 45
合計 286,200 147,712 52
  1. 対象面積は、全国土面積(377,880㎢)から国有林及び公有水面等を除いた面積である。
  2. 宅地、農用地、林地については、DID以外の地域を分類したもの。
  3. 四捨五入の関係で、合計値が合わないことがある。
  4. 数値はいずれも、平成28年度末時点。(H29.3月調べ)

※DIDとは、人口集中地区(Densely Inhabited District)の略語。国勢調査において設定される人口密度が1 ha あたり 40 人以上,人口 5000 人以上の地域で,実質的な都市地域を表す。ここでは、平成12年の国勢調査をベースとしている。

地籍調査への着手の状況

現在、多くの市町村で地籍調査は実施されていますが、その一方で未だに調査未着手の市町村は全体の10%もあります。また過去には地籍調査を実施していたものの、現在は様々な理由から調査を休止している市町村も16%あり、全体の約3割の市町村では、地籍調査が行われていません。

  市町村数 割合(%)
地籍調査を完了した市町村 504 29%
地籍調査を実施中の市町村 780 45%
地籍調査を休止している市町村 284 16%
地籍調査に未着手の市町村 173 10%
合計 1,741  

数値はいずれも、平成28年度末時点。(H29.3月調べ)

地域ごとの実施状況

全国の地籍調査の実施状況は、地域間の進捗の差が大きくなっています。北海道、東北、中国、四国、九州の各地方では調査が比較的進んでいますが、関東、中部、北陸、近畿の各地方では大幅に遅れています。

地籍調査進捗率グラフ

地籍調査進捗率(平成28年度末時点、H29.3月調べ)

地籍調査進捗率日本地図

このページで掲載している進捗率は、国で把握している数値です